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癌封じのお寺

入院まであと少し。

入院期間は1週間くらいの予定だけど、その間の食事を考えるとなんとも憂鬱。

とにかく食い意地だけは立派だとほめられる。

だけど、意外と食べられない。

だから、「食い意地だけだね」言われることがあるが、これはなんとも悔しい。

なので、戦ってしまう。

自分との戦いだと思っている。

プライドの問題だ。

結果、食べすぎで救急車で運ばれたこと過去2回。

これは、救急車を必要としている人に大変迷惑がかかるので、最近は気をつけるようにしている。

それでもまだやってしまう時があって、実は今日も胃薬と水分しかとっていない・・・。

とにかく病院食を1週間も食べなくてはならないので、それまでに「おいしいものを」と、詰め込んでいる。


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日曜日は恋人と横浜中華街にある景徳鎮で麻婆豆腐を食べた。

激辛とあったがそうでもなかった。

私は重慶飯店の方が好きかも。

その他にはスペアリブの蒸し物と、青菜炒めと、あんかけ焼そばを食べた。

満足。



そこから先は特に決めてはいなかったが、連休中にお参りに行きたいとリクエストしておいたので行ってみようということになった。

もう検査も終わって残すは手術のみ、後は神頼みしかないという心境。

関東で特に癌に効果があると言われるお寺はいくつかあるらしい。

その中で、横浜の近くだと鎌倉に1つあるとのこと。

早速、電車に乗って移動した。

鎌倉駅から歩いて15分位。

それがこちらのお寺だ。


20140720_162853.jpg


上行寺。

1313年に開山。

鎌倉の中でも相当古いお寺のようだ。

一歩中に入ると、





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もう、なんともいえない独特の雰囲気。

大好きなつげ義春の世界に入りこんだ感じ。

かなり興奮したのだが、ここは本当のお寺で漫画ではないので、落ち着いてからお参り。



私たちが着いたのは4時すぎ。

お分かりだろうか、写真の中央あたりに「九時~四時」と書かれている。

お寺は大体5時までと勝手に思い込んでいてのんびり向かってしまった。

残念ながら本堂は閉まっていて、祈祷どころかお守りも買えそうにない。

なので、ゆっくり丁寧にお参り。




その横で、突然恋人が挙動不審に。

お寺の方の住まいと思われる前をうろちょろしている。

しかも根が照れ屋で人見知りなので、ものすごく遠いところから控えめにうろちょろしているのだ。

うろちょろ、うろちょろ、うろちょろ・・・。

あの、集中できないんですけど・・・。

うろちょろ、うろちょろ・・・。





なんと!住職さんが出てきてくれました。

不審者を追い払う様子も無く、優しくもう閉めちゃったから祈祷は出来ないんだけどと言っている。

そこへ控えめな不審者が「お守りは・・・」と図々しいことを言っている。

それはあるよ、300円と住職。

住職さんには申し訳ない気持ちになったが、彼の気持ちがありがたかった。

お守りを控えめな不審者が購入し私に渡してくれたとき、それは良いことですね、とさりげなくおっしゃった。

それから5分か10分、立ち話をした。

それがなんとも良かった。

ユーモアがあって、それにやさしい気持ちになった。

きっと話した人みんなが、こういう気持ちになれる気がする。

本当は話したこと色々書きたいのだけれど、出来れば直接会って話して欲しいからやめておこう。

住職さんの目がとても透き通っていて、空に近い色をしていて大好きになった。

また来たいと思った。

今度は手術が終わったら、お礼参りに来ます。

もっと早い時間に。


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先生とかね、出会いが良くなるそうです。

今日の日も出会い。



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わたし、決めました!

今日は朝からブラックだった。

職場では数人に乳がんのことは伝えてある。

そのうちの女子二人に、昨日の事務とのやり取りを8割くらい盛って聞いてもらった。

ドブに落ちちゃえばいいのにーとか、

ハトの糞が頭にかかっちゃえばいいのにーとか、

転んでスカートがめくれちゃえばいいのにーとかは誰も言わず、

病気のこととか考えてもっと配慮して欲しいよねとか、

病院側に伝えて改善してもらった方がいいんじゃない?とか非常につまらない大人の回答だった。


そんな腐った心で亀田病院のセカンドオピニオンを申し込んだ。

そこで私は天使に出会った。

一気に心が洗われるというのを知った。

セカンドオピニオンを告げ空いてる日にちを聞いた後、病名を聞かれた。

浸潤性乳管癌です。

そしたらなんとその天使ちゃんはこう言ったのである。

「あ、じゃあ心配ですよね。

かなり混んでてすごくお待たせしちゃうことを了解いただければもう少し早い日で案内できます。

この日とかどうですか?

その代わり、すごい待たしてしまうと思うので、その後の予定は入れないでいただけるといいのですが。

書類とか間に合いそうですか?

もし難しければ電話をいただければ他の日もなるべくご用意しますので。」

と言ったのだ。

とにかく昨日の事務が-1000点だとしたら、今日の人は+1000点。

その差2000点だ。

これはすごい差だ。

もうその時点で私はこの病院にお世話になろうと決めていた。


さて、主治医とのインフォームドコンセント2回目である。

こちらは次の病院が決まったので、なんと言われようと書類を作ってもらうだけである。

一応大人なので、すみませんご無理を言ってみたいな挨拶をする。

すると先生が、一応ね書類用意しといたよと言った。

拍子抜けである。

そして、亀田総合病院とUASオンコロジーの治療を簡単に説明してくれた。

私はなんだかモヤモヤした気持ちを先生にぶつけたくなった。

この間の説明でリスクはわかったのですが結局私の手術はどういう予定なのか、温存からはじめて駄目なら全摘ということしかわからなかったです。

実際、どこを切って、どのくらい切って、どのくらいの組織を取って、後はどんな感じになるかもう一度聞きたいです。

先生は丁寧に教えてくれた。

決まっていないこともいくつかあったが、なぜ今決められないのかも説明してくれた。

はじめて先生とたくさん話した。

最後に先生は、人生で大きな決断を一人でするのは大変だと思います。

セカンドオピニオンを受けるのはいいことだと思いますよ。

幸いがんもおとなしいタイプだし、少し手術を延期しましょうかと言った。

私は、「先生、このままお願いします」と伝えた。

また、泣いてしまった。

でもスッキリしていた。


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明日朝一で、亀田病院にお断りの電話をしよう。

私の枠を、誰かのために。

他の悩んでいる人達がちゃんと答えを見つけられるように。



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業務連絡。

今いる事務は、早急に天使ちゃんの爪の垢を飲むこと。


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セカンドオピニオン受けたいの

セカンドオピニオンを受けたくて今の病院に電話をする。

受付の方に書類が欲しいのだがどのようにしたら良いかたずねると、先生に話したか聞かれる。

昨日の手術説明を受けてなので話していないと答える。

24日に診察が入っているようなのでその時に頼んではどうかと言われる。

24日の診察はキャンセルになっているはずである。

それに29日が手術なので遅いのでは、と答える。

では、セカンドオピニオンを受ける病院は決まっていますか?と聞かれる。

はい、予約を入れていませんが2件考えています、と答える。

2通もですか?と言われる。

えっと、2通になるのでしょうか?セカンドオピニオンは話を伺うだけと思っていますが、書類を全て置いてくるということでしたら2通欲しいです、と答える。

でも予約はしてないんですよね、紹介する病院名を入れないので、1つに絞って持っていったらどうかといわれる。

なにか不都合があるのでしょうか、セカンドオピニオンの申請が間違っているのであれば教えてください、と伝える。

いえ、間違っていませんが、医師も忙しいので1通にしていただけると、でも患者さんの権利なので全然問題ないのですが、やっぱり今日明日中に2通と言うのは、と言われる。

いえ、今日明日中にとは言っていません。どのくらいで用意していただけるのかわかればセカンドオピニオンの日程を調整しますと答える。

でもまだ予約も出来ていないですし、一日考えてどちらかにしたらどうでしょうか、と言われる。

それぞれ、まったく違う特色があるので2件受けたいのですと答える。

医師も色々な仕事の合間にコピーしたり書類を作成するので、2通となるとお時間が相当かかりますといわれる。

2通はだめですか?と答えた。





答えたが、泣いてしまった。

悔しかった。

なぜかわからないが悔しかったのだ。

私が戦わなければいけないのは病気なのに、なんでこんなところで詰まってしまったのだろう。

受付の女性は、癌になったことが悲しくて泣いていると思っただろうか。

その後は、先生に何とか頼んで2通用意するから、それは患者さん側の権利だから、あなたは何も間違ってないと繰り返していた。



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私がセカンドオピニオンを受けたい理由はこうだ。

温存のつもりで手術して、全摘だったら嫌だ。

それなら最初から全摘を意識して傷が目立たない場所でしたい。

乳頭と乳輪は残したい。

残せるか残せないか事前にわからないものか。

リンパ節は出来る限り残したい。

これも事前にわからないか。

全て取るなら手術はしたくない。


以上の点から、亀田総合病院の内視鏡手術と、UASオンコロジーセンターのピンポイント照射はどうかと思っている。

どうだろう。

特に、UASオンコロジーセンターはずっと迷っている。

金銭的にもそうだが、その後の薬物療法が無いことへの不安や、目で確認できなかった分の乳房とリンパ節への照射は行なってもらえるのだろうか。

リンパ節に転移していた場合、目に見えなかったらピンポイントで当てられない?

ピンポイント照射=手術+放射線なのか、ピンポイント照射=手術なのか気になるところ。


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看護婦さんから電話あり。

明日、先生ともう一度面談して決めましょうと言ってくれた。

また、泣いてしまった。


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インフォームドコンセント

昨日の手術説明。

私には脅しにも聞こえた。

基本的には温存手術。

でも、術中の病理の結果によっては全摘であるとのこと。

切る場所も、切る範囲も、円形なのか扇状なのか手術中に確認しながらなのではっきり言えない。

なるべくキレイにはするが、癌を取り除くことが最優先なので同意して欲しいとのこと。

こんな風なこともあります。

あんな風なこともあります。

リスクばっかり並べられても。

確率的なことを聞いてみたが、それはわからないと言われる。


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みんなそんなものなのだろうか。

わからないまま手術を受けて、終わった後に報告を聞くのだろうか。

全摘になれば少年のような胸になります、とさらっと言われる。

むむむ顔の私。

私は納得できないよ。

例えば、先生が手術したステージ1の患者さんのうち温存のつもりが全摘になった件数がどのくらいとかさ。

全摘が悪いわけじゃないの。

最初から、そのつもりならもっと違うところを切るとかさ。

一日考えたけど、やっぱり納得できない。



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いくらなんでも、少しくらい予定立ててるでしょ。


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手術の説明

今日は手術についての説明があった。

一人ではダメだとのこと。

母が来てくれる予定になっていた。

朝方電話があり、めまいで倒れたのでいけないと連絡あり。

しょうがないので父に頼む。

パートナーでも良いと先生から言われていたが、どうしても都合付かず。

乳がんの手術説明に父。

おっぱいを連呼する先生(♂)。

なんとなく違和感あり。

でも来てくれることに感謝。

浸潤だの温存だの全摘だのセンチネルだのHER2だのホルモン感受性だの言われ、一生懸命うなずく父。

すまない。

申し訳ないの一言。



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迷っている件。

「センチネルリンパ生検でも浮腫が起こることはあるのか。」

ほとんどない。普通は起らない。

との回答。

「抗がん剤の使用は?」

今の時点でHER2(2+)だが、ki67が5~10%でグレードが1か2なので、術後のHER2の検査で陰性になると思う。

なのでホルモン剤だけになると思うよ、とのこと。

HER2が陽性だともっとKi67もグレードも高くなるとのことでした。

少し安心。


現時点では転移は確認できず、リンパ節への転移はあまり考えにくいけどセンチネルで確認する。

なるべく小さく切るが、術中の迅速病理診断でどこまで広がっているかをみながら切るので、場合によっては全摘になる。

最初から全摘にしたら温存から全摘よりキレイになるかとも思ったが、同じとの回答だった。

「断端が陰性で手術を終了したあと、後の永久組織診断で陽性になった件はありますか?」

と、なんとも失礼な質問をする。

これは言い換えれば「お宅の病理医の腕は確かですか?」と聞いていることになる。

でも病理医が優秀でなければ、何度も手術することになるから。

これに対して先生は、うちの病理はかなり優秀なのでほとんどありませんが、残念ながらゼロと言うことではないです。

と回答をいただいた。


先生の「あなたのは治る癌だから。」と何気なく出た一言に心が揺れる。


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私の手術に、私一人では説明しないとはどう言う事ですか。


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プロフィール

ウミ

Author:ウミ
1973年生まれ。
神奈川県在住。
2014年6月23日乳がん告知。
2014年7月29日手術終了。
Stage1(右乳房温存術、リンパ節郭清無し)。
ホルモン受容体強陽性、HER2陰性のルミナルA。
現在ホルモン治療中。

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★10年日記。10年後、全てが笑い話になるように。乳がんになって付け始めました。他にも3年用、5年用とあります。★


★乳がんの基礎がわかるMOOK本。診断を受けて、これからのこと。★


★私が最初に購入した本です。たくさん仲間がいて、少しほっとしました。★


★「胸帯」です。実際に使用してみると、縫い目が肌に当たらず生地も柔らかいので、まったくストレスがありませんでした。安いものも購入したのですが、肌触りが全然違い、術後のブラとして結局こちらを追加購入しました。★


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手術、放射線治療を終えて長いホルモン治療がスタートしました。 これから出てくる副作用に負けず、頑張ります。
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